2015年1月3日土曜日

SH-05EでGoogle Playの導入とWifiの有効化

◆SH-05EをSH-01Eと認識させる

ESファイルエクスプローラをインストール

「ESファイルエクスプローラー」というものをSDカードからインストールするためにデフォルトである「コンテンツマネージャー」というのを使いました。

コンテンツマネージャーを起動して下のタブを「Others」にします。すると下の画像のようにSDカード内のAPKファイルなどが見えます。


一番上に見える「com.estorage.android.pop」 をタップしてインストールします。すると「ESファイルエクスプローラー」というアプリが使えるようになります。

Rootエクスプローラの設定


ESファイルエクスプローラーを起動し、右上のとこをタップして出るメニューの「ツール」のグループをタップして見える「Rootエクスプローラー」をオンにします(画像参照)。

 画像

さらに「Rootエクスプローラー」をタップして権限の設定をします。この時点で「/」と「/system」がROとなっていたのでRWへ設定します。

/system/build.propの書き換え


ESファイルエクスプローラーを起動し、/system フォルダをみると一番下に「build.prop」というファイルがあります(画像参照)。

画像

これをタップしてESテキストエディタなどで編集します。

「ro.product.model=SH-05E」の行を次のように変更: 「ro.product.model=SH-01E

端末のオールリセット


「設定」→「バックアップとリセット」から「オールリセット」します。
SDカードの内容は残しておきたいので「microSD内データを消去」のチェックはしないでおきます。

端末のパスワードが聞かれますが、デフォルトでは「0000」です。

◆再度root権の取得

以上で、この端末をSH-01Eと認識するような設定が完了です。ここで、もう一度1クリツールを使ってroot化します。 Google Playを入れたりWifiを有効にするためです。

手順はSH-05Eのroot化と同様です。

SH-05Eのroot化

root化への準備を行った前提で進めます。

まずPCとSH-05Eが接続されていない状態で設定画面を 開いて、次の設定をします。
  • 「外部接続」→「USB接続」→「高速転送モード」にチェック
  • 「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」にチェック
  • 「開発者向けオプション」→「スリープモードにしない」にチェック
  • 「ロックとセキュリティ」→「提供元不明のアプリ」にチェック
次に、SH-05EをUSBケーブルでPCにつなぎ、1クリツール(SHARP_android_rooting_tools)を起動します(startというファイルをダブルクリック)。

出てくるコンソール(黒い画面)にしたがってキーを押していけば進んでいきます。root化はこのツールの1,2,3の処理を進めれば完了です。

1.root(tethered)奪取




このあたりで「Try coping kernel memory... It will take a long time.」と出てしばらく待ちます。5分から10分程度で次に進みました。




2. root有効化&nand,miyabi unlock

1クリツールで2を実行すると、SH-05Eの画面にスーパーユーザーリクエストを許可するかどうかのダイアログが出ます。「許可」を押して進めましょう。処理はすぐに完了します。

3.VpnFaker インストール

 

 最後に「画面にuid=...と表示されれば永続root化完了です」と出ますが、ここで言っている画面とはSH-05Eの画面ではなくコンソール画面の事のようです。スクリーン画像のようにすぐ上の行に表示されていればOKみたいです。

1クリツールはQで終了させ、ケーブルを抜きます。SH-05Eの「設定」から「アプリ」を見て 「VpnDialogs」が見つかれば成功です。


SH-05Eのroot化への準備

基本的にはwertさんのサイトを に書いてある通りに進めただけです。

用意するもの
  • SH-05E 本体
  • microSDカード
  • Windowsパソコン
  • パソコンとAndroidをつなぐUSBケーブル

◆PC側の準備

USBドライバのインストール

SharpのSH-05Eソフトウェアダウンロードサイトへ行って「USBドライバをダウンロード」からSH-05E_driver.exe を取得。実行するとSH-05E_driverというフォルダができ、その中にSH-05E_driver (62KB) というのがあるのでダブルクリックで実行します。



ADBドライバのインストール

Sharpのデベロッパセンターから「usb_driver_SHARP_r10.4.zip」をダウンロード。解凍すると同名のフォルダができます。

SH-05Eの端末で「設定」->「開発者オプション」->「USBデバッグ」をONにして、USBでPCと接続。

PCで「コントロールパネル」から「デバイスマネージャー」を探して起動。次の画像ように「ほかのデバイス」という項目に「Android ADB Interface」というのがあるはず。


この「Android ADB Interface」 を右クリックし、「ドライバソフトウェアの更新」を選択します。 さきほど解凍した「usb_driver_SHARP_r10.4」というフォルダを指定すれば完了です。




1クリツール(SHARP_android_rooting_tools)のインストール

 私は http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14131880419経由で1クリツール ver. 7.0 を取得しました。ダウンロードして得られる「SHARP_android_rooting_tools」というzipファイルを解凍するだけでよいみたいです。(ダウンロードキーはrootです)


◆SDカードの準備

wertさんのブログによると、「ESエクスプローラのapk」とGoogle Playの導入に必要な9個のファイルをmicroSDカードに入れておく必要があるように書いてあります。

こちらからダウンロードしたファイルをPCでzip解凍してSDカードに入れました。場所はどこでもよいと思います。
http://www1.axfc.net/uploader/so/3382050






シャープのSH-05Eを普通の携帯にして月額900円で使う

シャープのSH-05E (スマートフォンforジュニア) はスペックの割りに非常に割安で売られています。 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_2?url=node%3D128188011&field-keywords=SH-05E

スペック:
  • CPU: MSM8960 1.5GHz(デュアルコア)
  • OS: Android 4.0
  • バッテリー: 1660mAh
  • 防水 (IPX5/7等級)
  • Xi 高速通信対応
  • おさいふケータイ
 この携帯は実は子供向け携帯ということでGoogle Playストアでの新しいアプリのインストールやWifi接続などができないという制限があり、安くなっています。

しかし、調べてみると、rootを取ってこのあたりの機能を有効にできるようです。今回、この端末を中古ショップで買ってやってみたので、その説明をします。

参考サイト: 次のサイトが動画などもあり非常に分かりやすいサイトでした。
http://wert44.blogspot.jp/2014/03/sh05e-root-wifi-gplay.html

やったこと
  • SH-05Eのroot化
  • Google Play有効化、Wifi有効化
  • B-mobile のSIMの設定