2014年9月11日木曜日

LinuxでWindowsのGoogle Chrome対応ブラウザサービスを利用する

Linuxでウェブブラウザを利用していると、だいたいどのサービスもWindowsや他のOSと同様に利用できるが、たまに次のように表示され、利用できないことがある。
Google Chrome対応となっております。
下記OSにて利用可能なGoogle Chromeのみ対応しております。
* Windows Vista/7/8
* Mac OS X 10.6/10.7/10.8/10.9
多くの場合、LinuxのGoogle Chromeでも原理上動作はするが、運営側がテストをしていないということで、対応OS以外であればサービスを無効にするような処理が施されている。 ウェブサービスでOSを判定するためには、多くの場合ブラウザのUser Agent情報を参照している。しかしこれは自分のブラウザが勝手に名乗っているだけで、偽装することが可能である。特にGoogle Chromeでは比較的簡単にUser Agentを偽装できる。 その手順は次の通り
  1. Google Chromeで利用したいページを開く
  2. F12またはCtrl-Shift-i を押してDeveloper Toolsウィンドウを開く
  3. 右下の歯車アイコンをクリックしてSettingsを開く(画像参照)
  4. 右上の方のOverride User Agentにチェック(画像参照)
  5. 偽装したいブラウザ,OSを選択
  6. ブラウザをリロード
以上でUser Agentを選択できるが、Windows版のGoogle Chromeはなぜか選択肢に入ってない。その場合はOthersを選択して 次のUser Agentを直接指定すれば良い。
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/28.0.1500.63 Safari/537.36
試した環境は次の通り
  • Ubuntu 12.04
  • Google Chrome 18.0.1025.162