2015年8月3日月曜日

Beamerでdvipdfm.def not found と言われた時の解決法

結論を言うと古い「dvipdfm」ではなく「dvipdfmx」 を使いましょうということ。

ソースコードの最初の行を次のように変更すればよい。


- \documentclass[dvipdfm]{beamer}
+ \documentclass[dvipdfmx]{beamer}

しかし、これですぐに解決せず、次のようなエラーが起こることがある。

 runpopen command not allowed: extractbb


! LaTeX Error: Cannot run pipe command. Try --shell-escape
(--enable-pipes in MikTeX) option.
これは、エラーメッセージに書いてあるように、platexコマンドへ --shell-escapeというオプションを渡してやるようにすると解決する。

Enjoy!

2015年7月30日木曜日

JenkinsでSSH経由でGitサーバーを参照する

sshで認証するGitサーバーがあり、 また別のマシンのJenkinsからそのプロジェクトを継続的に参照してビルドしたい場合の設定

クライアント(Jenkins)側

$ sudo -u jenkins -H ssh-keygen -t rsa -C jenkins@クライアントホスト

(パスワードは空)

/var/lib/jenkins/.ssh/id_rsa.pub という公開鍵ファイルができる

サーバー側

Gitをホスティングしているサーバーへ、SSHログイン。

$ vi ~/.ssh/authorized_keys

で、先程つくったid_rsa.pub の中身をコピペして追加する。

再びクライアント側


$ git -c core.askpass=true ls-remote -h サーバーユーザー@サーバーホスト:プロジェクトパス.git HEAD

で、 エラーが出なかったらうまくいっている。

2015年5月29日金曜日

BIGオフィスプラザの企業から携帯へ大量の迷惑メールが来た

次のような内容のメールが届いた。思わずクリックしてしまいそうな悪質な内容だ。

from: メールセンター
件名: 問い合わせメールセンターです。
只今メールボックスの容量いっぱいになり
こちらでメールをお預かりしている状況になっております。

送信されていないメールを以下のボックスでお預かりしておりますので
以下のURLからご確認くださいませ。

↓お預かりメールはこちら↓
【怪しいURL】

↓お問い合わせメールセンター↓
【怪しいURL】

怪しいと思って放置していたら、その後中国などのサーバーから大量のスパムメールが頻繁に届くようになった。


送信元アドレスのドメイン IPアドレス サーバーの場所 サーバー運営者
recuperatereorganize.net 103.249.72.6 Hong Kong Wong Chuk Hang FLAT/RM M, BLK 2, 15/F, KINGLEY INDUSTRIAL BUILDING, 33 YIP KAN STREET
9mo.rw6.plagiarismrelentless.com 103.249.72.6 Hong Kong Wong Chuk Hang FLAT/RM M, BLK 2, 15/F, KINGLEY INDUSTRIAL BUILDING, 33 YIP KAN STREET
uvewaubarw.com 103.6.63.65 日本, BIGオフィスプラザ池袋 asiapnclnet
pldf.cjr0v6le3hyu.com 103.47.9.168 AUSTRALIA QUEENSLAND BRISBANE Recruit second LLC.

2015年1月3日土曜日

SH-05EでGoogle Playの導入とWifiの有効化

◆SH-05EをSH-01Eと認識させる

ESファイルエクスプローラをインストール

「ESファイルエクスプローラー」というものをSDカードからインストールするためにデフォルトである「コンテンツマネージャー」というのを使いました。

コンテンツマネージャーを起動して下のタブを「Others」にします。すると下の画像のようにSDカード内のAPKファイルなどが見えます。


一番上に見える「com.estorage.android.pop」 をタップしてインストールします。すると「ESファイルエクスプローラー」というアプリが使えるようになります。

Rootエクスプローラの設定


ESファイルエクスプローラーを起動し、右上のとこをタップして出るメニューの「ツール」のグループをタップして見える「Rootエクスプローラー」をオンにします(画像参照)。

 画像

さらに「Rootエクスプローラー」をタップして権限の設定をします。この時点で「/」と「/system」がROとなっていたのでRWへ設定します。

/system/build.propの書き換え


ESファイルエクスプローラーを起動し、/system フォルダをみると一番下に「build.prop」というファイルがあります(画像参照)。

画像

これをタップしてESテキストエディタなどで編集します。

「ro.product.model=SH-05E」の行を次のように変更: 「ro.product.model=SH-01E

端末のオールリセット


「設定」→「バックアップとリセット」から「オールリセット」します。
SDカードの内容は残しておきたいので「microSD内データを消去」のチェックはしないでおきます。

端末のパスワードが聞かれますが、デフォルトでは「0000」です。

◆再度root権の取得

以上で、この端末をSH-01Eと認識するような設定が完了です。ここで、もう一度1クリツールを使ってroot化します。 Google Playを入れたりWifiを有効にするためです。

手順はSH-05Eのroot化と同様です。

SH-05Eのroot化

root化への準備を行った前提で進めます。

まずPCとSH-05Eが接続されていない状態で設定画面を 開いて、次の設定をします。
  • 「外部接続」→「USB接続」→「高速転送モード」にチェック
  • 「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」にチェック
  • 「開発者向けオプション」→「スリープモードにしない」にチェック
  • 「ロックとセキュリティ」→「提供元不明のアプリ」にチェック
次に、SH-05EをUSBケーブルでPCにつなぎ、1クリツール(SHARP_android_rooting_tools)を起動します(startというファイルをダブルクリック)。

出てくるコンソール(黒い画面)にしたがってキーを押していけば進んでいきます。root化はこのツールの1,2,3の処理を進めれば完了です。

1.root(tethered)奪取




このあたりで「Try coping kernel memory... It will take a long time.」と出てしばらく待ちます。5分から10分程度で次に進みました。




2. root有効化&nand,miyabi unlock

1クリツールで2を実行すると、SH-05Eの画面にスーパーユーザーリクエストを許可するかどうかのダイアログが出ます。「許可」を押して進めましょう。処理はすぐに完了します。

3.VpnFaker インストール

 

 最後に「画面にuid=...と表示されれば永続root化完了です」と出ますが、ここで言っている画面とはSH-05Eの画面ではなくコンソール画面の事のようです。スクリーン画像のようにすぐ上の行に表示されていればOKみたいです。

1クリツールはQで終了させ、ケーブルを抜きます。SH-05Eの「設定」から「アプリ」を見て 「VpnDialogs」が見つかれば成功です。


SH-05Eのroot化への準備

基本的にはwertさんのサイトを に書いてある通りに進めただけです。

用意するもの
  • SH-05E 本体
  • microSDカード
  • Windowsパソコン
  • パソコンとAndroidをつなぐUSBケーブル

◆PC側の準備

USBドライバのインストール

SharpのSH-05Eソフトウェアダウンロードサイトへ行って「USBドライバをダウンロード」からSH-05E_driver.exe を取得。実行するとSH-05E_driverというフォルダができ、その中にSH-05E_driver (62KB) というのがあるのでダブルクリックで実行します。



ADBドライバのインストール

Sharpのデベロッパセンターから「usb_driver_SHARP_r10.4.zip」をダウンロード。解凍すると同名のフォルダができます。

SH-05Eの端末で「設定」->「開発者オプション」->「USBデバッグ」をONにして、USBでPCと接続。

PCで「コントロールパネル」から「デバイスマネージャー」を探して起動。次の画像ように「ほかのデバイス」という項目に「Android ADB Interface」というのがあるはず。


この「Android ADB Interface」 を右クリックし、「ドライバソフトウェアの更新」を選択します。 さきほど解凍した「usb_driver_SHARP_r10.4」というフォルダを指定すれば完了です。




1クリツール(SHARP_android_rooting_tools)のインストール

 私は http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14131880419経由で1クリツール ver. 7.0 を取得しました。ダウンロードして得られる「SHARP_android_rooting_tools」というzipファイルを解凍するだけでよいみたいです。(ダウンロードキーはrootです)


◆SDカードの準備

wertさんのブログによると、「ESエクスプローラのapk」とGoogle Playの導入に必要な9個のファイルをmicroSDカードに入れておく必要があるように書いてあります。

こちらからダウンロードしたファイルをPCでzip解凍してSDカードに入れました。場所はどこでもよいと思います。
http://www1.axfc.net/uploader/so/3382050






シャープのSH-05Eを普通の携帯にして月額900円で使う

シャープのSH-05E (スマートフォンforジュニア) はスペックの割りに非常に割安で売られています。 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_2?url=node%3D128188011&field-keywords=SH-05E

スペック:
  • CPU: MSM8960 1.5GHz(デュアルコア)
  • OS: Android 4.0
  • バッテリー: 1660mAh
  • 防水 (IPX5/7等級)
  • Xi 高速通信対応
  • おさいふケータイ
 この携帯は実は子供向け携帯ということでGoogle Playストアでの新しいアプリのインストールやWifi接続などができないという制限があり、安くなっています。

しかし、調べてみると、rootを取ってこのあたりの機能を有効にできるようです。今回、この端末を中古ショップで買ってやってみたので、その説明をします。

参考サイト: 次のサイトが動画などもあり非常に分かりやすいサイトでした。
http://wert44.blogspot.jp/2014/03/sh05e-root-wifi-gplay.html

やったこと
  • SH-05Eのroot化
  • Google Play有効化、Wifi有効化
  • B-mobile のSIMの設定